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ダンスレッスンを受ける際の心構え


ダンスレッスンの様子

師匠と弟子の関係から学ぶ、大切な姿勢


「ダンスを習う」という言葉は、時にとても軽く聞こえることがあります。

でも本来、ダンスの上達とは・・・

“誰かの魂や人生から学ぶ” というもっと深くて重みのあるものだと私は考えております。

私が教わってきた先生方がそうであったからです。


ダンスの世界にも存在する「師匠」と「弟子」

武道や茶道、華道など、日本の伝統芸能の世界では「師弟関係」がとても大切にされてきました。それは単なる技術の伝達ではなく、生き方や心構え、所作、姿勢そのものを学ぶ関係性です。


実は、ダンスの世界にも同じことが言えるのと思っています。


振付をただ真似するのではなく、

「どういう想いでその曲を選び・構成を決め・振付を生んだのか」

「何を伝えたくてその動きを選んだのか」――


師匠の意図や表現に心を寄せることが、真の“習得”につながります。

最近は動画の時代ですから、レッスンに行かなくてもネットを探せばいくらでも踊るための材料は手に入れることができるでしょう。そのためなのか、レッスンの場においては本来あるべき姿である、師匠と弟子の関係をまったく忘れてしまった人が増えたように感じます。


上達の鍵は、「素直さ」と「信頼」

ダンスが伸びる人の共通点は、決まってこの二つです。

素直に受け取る心

教えてくれる人への信頼

自分のやり方に固執したり、「でも」「だって」が口癖になってしまうと、吸収力が落ちてしまいます。

一方で、たとえ厳しい言葉であっても

「この人の言うことを信じてやってみよう」と思える人は、必ず伸びます。

信じてついていく。

それが、師匠と弟子という関係の原点です。


ダンスにおいて“技術”以上に大切なもの

もちろん、ステップやリズム、技術も大切です。

でも、それだけでは心を動かす踊りにはなりません。


その人の人間性、日々の姿勢、感謝の心、学ぶ姿勢――

踊りには、すべてが現れます。


だからこそ、ダンスを習うということは、

心を磨くことでもあるのです。


最後に・・・


あなたは今、誰から学んでいますか?

今、あなたにダンスを教えてくれている人がいるなら、

その人の言葉を、振付を、表情を、空気を、まるごと受け取ってみてください。


「教えてもらう」のではなく、

「学び取る」「盗む」「真似する」

そういう姿勢でいると、きっとダンスは何倍も楽しく、深くなっていきます。


【まとめ-ダンスレッスンを受ける際の心構え-】

いかがでしたか。最後にダンスレッスンを受ける際の心構えのまとめです。

●ダンスも“師匠と弟子”という視点を持つと、学びが深くなる

●素直さと信頼が、最も大切な上達の鍵

●ダンスは技術だけでなく、心の在り方も映すもの


ぜひこれからも、“受ける姿勢”を大切にして、

一歩一歩、魂のこもったダンスを育てていきましょう。


 
 
 

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